価格以外の中古マンションのメリットは?
代表的なメリットは、物件数の多さです。
建てられる場所が限られる新築マンションに比べ、
中古マンションは同じ地域に多くの物件があります。
家を探し始めるとマンション建設用地の看板や工事現場が目につきたくさんマンションが供給されているように感じられるかもしれません。
しかし、実は下の表を見ていただくとよく分かるのですが、2013年以降、新築分譲マンションの供給は減り続けています。
要因としては、お客様の志向が都心に向かって比較的集合住宅が建ちやすい郊外や駅から離れた空き地では分譲マンションとして事業化できないとマンションデベロッパーが事業化の選別を厳しくしていることがあげられます。
そもそもすでに市街化された場所では建て替えは少なく新築マンションは建てられる土地に限りがあるなかで、いま、私たちの新築マンションの選択肢は、かなり小さくなっていると言えます。
一方、同じく下の表を見ていただくと、中古マンションの成約数がかなり伸びているということが分かります。
これは、単に価格メリットがあるというだけでなく、やはり、「ここに住みたい」という場所がある時、新築はなかなか見つからず、中古マンションだと見つかるということが要因と言われています。
中古マンションは安心?
実際に建物の様子や居室内を見てから
選ぶことが出来るということも、
中古マンションを選ぶ大きなメリットです。
近年は姉歯事件や施工後の分譲マンションで規定通りに杭が打たれていなかった問題などから
マンションの安心性に高い関心が集まっています。
しかしながら、新築分譲マンションは、竣工前の完売を目標とするものがほとんどのため、
建物が出来上がった現物を確認して検討するということが出来ません。
マンションなどの建物の場合、おおよそ5年以上を経過すれば、
構造上に大きな欠陥があればその多くが顕在化すると言われていますので、
実際に建物を見てから選べる中古マンションは安心できるお買い物と言えるでしょう。
また、マンションの広告等でよく眺望写真が使われていますが、実は人間の目は
カメラのレンズとは比較にならないくらい優秀です。
新築分譲マンションの場合、高さと部屋の位置をしっかりと計測したうえで、ドローンから
眺望を撮影するのですが、実際に建物が建ってから眺望を見ると、
カメラには写っていなかった工場や煙突が見えたり距離感が違ったということがよくあります。
中古マンションの場合は、実際に部屋に入って眺望を確認できるため、
その面でも新築マンションよりも安心できると言えるでしょう。
実際のセミナーでは、中古マンションが新築マンションに比べてどれくらい
安いのかについても、詳しく解説しています。
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